「法律的な知識」の記事一覧(2 / 3ページ)

親権者を定める調停又は審判

離婚する事自体に争いがなく、親権者を父とするか母とするか話し合いが成立しない時は、家庭裁判所へ親権者を定める調停又は審判の申立をする事になります。 調停の席でも親権の帰属が成立しないときは、ただちに家事審判手続に移行し(・・・

子供の氏(姓)と戸籍の問題

  子供の氏を妻と同じにする方法 通常、離婚する妻は夫の戸籍から抜け、新しい戸籍に移りますが、子供の氏、戸籍は親の離婚によって直接の影響を受ける事はありませんので、父親の戸籍に残ることになります。 子供を妻の戸籍に入れた・・・

親権者・監護権者を決定する手順・方法

  夫婦間の協議で決定する 離婚後の子供の親権者をどちらにするかは、まず夫婦間の協議で決定することになっており、この協議で親権者・監護権者が決定する場合は、家庭裁判所の関与は必要ありません。 しかし、お互いが親権者になる・・・

家庭裁判所が親権者を決定する際の判断基準

監護能力(高いほど良い) 監護者に求められる基本的な能力として炊事洗濯等の家事に関する能力が挙げられます。 男性の場合、炊事・洗濯などを日常的にこなしていないことが多いのでこの点が特に不利に働くことが多いようです。 但し・・・

親権者決定の実情

審判や判決の場合、父が親権者になる事は、2~3割程度であり、圧倒的に母親が親権者と指定されることの多いのが実情です。 特に乳幼児~10歳くらいまでは、母親と一緒に生活するのが自然であると考えられ、80%以上は母親が親権者・・・

親権者の変更

一回決定した親権者を変更するには家庭裁判所に親権者変更の調停、審判を申立てなければなりません。認められるのは子供の視点に立って変更が必要であるとされた場合のみとなっています。

親権者と監護者が異なる場合もある

親権者と定められた父母の一方が親権と監護権を持つのが一般的ですが、父母の一方を親権者、他方を監護者とされる場合もあります。 たとえ親権者になれなくても、監護者になれば実際に子供を手元において育てることが可能ですので、その・・・

面会交流権を予め放棄する約束は無効

親権者が、非親権者とのその後の接触を断つため、”面会交流権を放棄する”と契約書に記載した場合でも、その合意は無効です。 面会交流権の取り決めをした当初、「中途半端に会うと余計に辛い」と思って面会交流の権利を放棄してしまい・・・

面会交流のプラス面・マイナス面

面会交流には両親の監護方針に食い違いが大きいと、どちらの親の言うことを聞いたらいいのか、子どもに忠誠心の葛藤や大きな精神的同様が生じます。 また、会うことによって、父母の紛争が再燃すること、それが子どもにも親にも過度の精・・・

面会交流の具体的な内容の決め方

面会交流の内容は、両親の協議で決めるのが原則です。協議で決まらない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てて話し合いますが、それでもまとまらなければ審判で決定してもらうことになります。 面会交流権の具体的な内容の決め方面会交流・・・

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